児童福祉司 一貫田逸子のネタバレと感想!試し読みするならココ


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さかたのり子先生と穂実あゆこ先生の作品の児童福祉司 一貫田逸子。

 

親だから子供を虐待していいのか?
子供は親の所有物なのか?

 

さかたのり子先生や穂実あゆこ先生はこの作品を書くにあたって
都庁に「子供虐待防止マニュアル」というものがあるということで
問い合わせをし施設に行って取材をして書いたそうです。

 

この現代の問題を提議した作品を読んで
今の教育がどうなっているのかを考えてみてください。

 

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お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~

 

児童福祉司 一貫田逸子のあらすじ

 

一貫田逸子はあおば野児童相談所の児童福祉士で
毎日のように虐待などの連絡が入ります。

 

ある日一人のお母さん尾崎咲子が子供を抱えて
「子供を預かってほしい」と相談に来ました。

 

毎日泣いて寝てくれなくて自分が寝る暇もなく疲れてしまった。

 

と言いギュッとハンカチを握りしめていたのです。

 

一貫田は尾崎咲子の様子に昔あった出来事を思い出します。

 

それは小学校のころ同級生だった小夜ちゃん・・・。

 

小夜ちゃんはお母さんが新しく再婚した義父から虐待に合い
食事を与えられず毎日暴力に合っていて一貫田は小夜ちゃんが
学校に来ないことを心配して毎日給食の食パンを届けていましたが
お母さんから会せてもらうことはできませんでした。

 

学校の先生に「小夜ちゃんはいつ学校に来るの?」と聞いても
先生も言葉を濁すばかりでなぜ大人は異変が起きているのに
放っておくのだろうと?と思っていました。

 

そんなあくる日一貫田は給食の食パンを届けに来ると
警察がいて義父が捕まりタンカーで運ばれる小夜ちゃんを見ると
がりがりに痩せ細って死んでいました。

 

餓死でした・・・。

 

尾崎咲子の目にも小夜ちゃんに感じた違和感がし
足しげく尾崎咲子のもとを訪ね話や相談を聞き
シグナルを見つけようとしますが尾崎咲子の主人が
児相に相談することを恥として関わりを断とうとしました。

 

児童福祉司 一貫田逸子
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尾崎咲子は追い詰められていき一貫田にこう言って電話を切るのです。

 

「一貫田さんに一生懸命話を聞いてくれてうれしかった」

 

尾崎咲子はギュッとシーツを握るとハンカチで子供の口を塞ぎます。

 

一貫田は異変を感じ児相を飛び出して行こうとして
小児科医の阿鳥とぶつかったとき阿鳥のシャツを
自分がぎゅっと握っていることに気づき

 

シグナルは何か考えます。

 

シグナルは尾崎咲子の毎回していたハンカチを握っていたことでした。

 

阿鳥と共にすぐに尾崎咲子の家に行ったそこでは
子供の口を塞ぎ殺そうとしている瞬間でした。

 

尾崎咲子は抑えられ入院となり赤ちゃんも小児科で
入院となり命を取り留めました。

 

赤ちゃんは乳児院に一時保護されることとなり尾崎咲子は
病院で療養することになりご主人もそんな妻の様子に自分は
育児を押し付けていたと妻を看病するように。

 

尾崎咲子のハンカチを握るという行為はこのままではわが子を
殺してしまうから助けてくれという無意識のシグナルだったのです。

 

一貫田は小夜ちゃんのような子に食パンを届けたい
今後そういう子は出ないように助けたいその一心で
児童福祉士になったのでした。

 

そして今日も児童相談所には相談の電話が鳴り響いているのです。

 

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幼馴染はもうやめた。

 

児童福祉士一貫田逸子のネタバレ

 

一貫田逸子は小学校の頃の親友小夜ちゃんが新しいお父さんが来てから
ぼーっとすることが増え学校を休みがちになり自分の家に来ると
冷蔵庫を漁る小夜ちゃんを見ます。

 

小夜ちゃんが学校を休むと給食のパンを毎日届けますが
母親から小夜ちゃんに会わせてもらえず家の前に行くと
殴る音が聞こえ近所の人はひそひそと話をするだけでした。

 

ある日小夜ちゃんが餓死し逸子は小夜ちゃんの母親に聞きます。

 

「届けていた給食の食パンは食べてなかったの?」と・・・。

 

母親は涙を流しながらこう答えるのです。
「食べさせてあげたかった・・・でもあの人が怖くて何もできかなった。
あたしがあの子を殺したのよ。母親なのに餓死させちゃったのよ!!」

 

逸子はその言葉を聞いて泣き叫びそのことがきっかけで
児童福祉士になります。

 

いつでも小夜ちゃんのことを忘れず子供たちに向き合い
虐待に対して誰よりも献身的に誰よりもまっすぐに向き合います。

 

かくされた子供は出生届けの出されていない子供が
段ボールの中に放置された子供の話です。

 

隣に住んでいる女性からの通報で発覚しました。

 

しかし訪問しても普通の家庭のようでしたが
一貫田は何か不信に思います。

 

すると通報した隣の住人に通報された奥さんは
嫌がらせを始めたので通報主は通報も情報もしないと
怒ってしまいます。

 

児童福祉司 一貫田逸子
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しかし隣の家からは子供の泣き声が聞こえ会話が聞こえてきます。
「アレのおむついつ換えたんだよ。」
「えー三日前かな」
「うっせー泣くんじゃねよ、コイツ」
この会話でもう一人子供がいることに気づきます。

 

その子供は前の夫の時にできた子供で子供ができたとたん夫は逃げ
新しくできた夫は自分の子供しか可愛いがらず母親は自分で生んだのだから
何したっていいだろうといい親の責任なんて持ってない親でした。

 

邪魔だから自分が生んだのだから何したっていい
早く死んでほしいのに死んでくれないからという
身勝手な理由で子供を虐待していたのです。

 

児相は通報・相談という手段でしか虐待は見つけられない
だからこそ通報や相談してくれる人たちの優しさを
感じずにはいられない一貫田だったのです。

 

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児童福祉士一貫田逸子の感想

 

児童福祉士というのはこの本を読むまで
そういう職業があるのは知りませんでした。

 

児童相談所は知っていたのですけど・・・

 

今の世の中親が子を殺しその逆で子が親を殺す
といった事件をよく聞きます。

 

なんとも殺伐とした悲しい世の中になりました。

 

子供は親を選べない。

 

なんて言葉も聞いたことがありますが
誰しもつらい思いをするために
生まれてくるわけではありません。

 

幸せに愛を育まれるように生まれてくるのではないでしょうか?

 

でもこの本にあるように子供は親のもの所有物なのだから
何したっていい。

 

という考えの人がいるのが虐待をするのでしょうね。

 

一貫田は子供のころ友達の死により周りの
大人たちの態度と言動を見て考えるものがありました。

 

友達のような子を出したくない。

 

虐待なんてなくしたい。

 

児童福祉司 一貫田逸子
児童福祉司 一貫田逸子

 

そんな優しく強い思いからい児童福祉士になったのでしょう。

 

全体的に読んでいて本当に両親の身勝手さまた子供の性格や特性で
虐待に合ってしまうなんとも痛ましい話ばかりですが
そこには人間としての優しさもあるのです。

 

少しでも苦しんでいる子供を助けようと奮闘する
一貫田逸子を是非見ていただきたいです。

 

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