現世で悪事を働く者が死後に行きつく地獄は
一人の鬼神によって切り盛りされていた。
閻魔大王第一補佐官・鬼灯。
彼の手腕によって罪人は慈悲もなくに裁かれ
例えそれが閻魔大王であろうとも
遠慮なしに罰する!
これはそんな手加減無しのエリート鬼神の
ごくありふれた日常を描いた地獄の物語でもある。
生前も死後も楽は無し!
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鬼灯の冷徹のあらすじ
あの世には生前で善行を収めた人や
悪行を行った罪人を裁く場がありました。
閻魔大王の裁きにより天国か地獄のどちらかへと
誘われてしまう死後の裁判。
でもその裁判は混乱の時代を向かえていました。
人口増加と比例して増えた死者の増加と亡者の増加に加え
それを裁く鬼──獄卒の人材不足と地獄の運営は多忙を極めていました。
でもそんな問題は一人の腕利きの鬼神によりなんとか賄われていたのです。
![鬼灯の冷徹](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/KD663160.jpg)
鬼灯の冷徹
それは閻魔大王第一補佐官・鬼灯による手腕のおかげでしたが
問題は常に続出し彼が休まる間はありません。
閻魔の元に届く問題を棚上げされてい良くおしつけられてしまう鬼灯は
悪態をつきながらもどうしようかと頭を悩ませます。
案件は桃源郷の桃の木農家の人材派遣。
地獄も人材不足なのに人手を貸すゆとりはない中で次に湧いて出てきたのは
地獄に殴り込みをかけてきたとある人物の問題でした。
はたして鬼灯は二つの問題をどう解決するのでしょうか?
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鬼灯の冷徹のネタバレ
さて鬼灯が向かった先には桃太郎がいました。
犬のシロ・猿の柿助・キジのルリオのお供を連れて地獄へと
鬼退治に向かっていた桃太郎を前に鬼灯さんは微妙な思いを抱いてしまいます。
かつて鬼退治で名を馳せ日本神話やおとぎ話の英雄として語り継がれている筈の桃太郎が
地獄の鬼相手に道場破りまがいの殴り込みをしていると大義を見失っていないのかと
正論を言いますが桃太郎は聞く耳を持とうとはしません。
でも御供の三匹は非常に冷静で白はきびだんごの為に働いていると言い
柿助は最近は美味しいものが増えたと言いルリオは雇用形態に疑問を感じている等
かつての家来達も微妙な対応をしていました。
そんな桃太郎を会社にいる妙に滾った体育会系と評して鬼灯は冷静に分析します。
そして自分達はかつて桃太郎が退治した鬼とは違い何時もを身を粉にして働いていると
倒される筋合いはないと切り離します。
また定職に就かないでフラフラしていると今の桃太郎を説教し始める鬼灯に怒り出す桃太郎は
問答無用で暴力で打って出ようとしますが金棒を取り出して鬼灯は臨戦態勢を取っていました。
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鬼灯の冷徹
話し合いよりも解決が早そうだと戦闘も辞さない覚悟の鬼灯に桃太郎はとりあえず
御供をけしかけて様子を見ようとしますが御供の三匹はあっさりと返り討ちにあってしまいます。
最後に桃太郎が打って出ますが金棒の前に
刀があっさりと折られてしまい勝負はついてしまいます。
どうやって鬼退治ができたのかと首をかしげる鬼灯に御供の三人は
若さと勢いとビキナーズラックだったと言い鬼退治をしたまでは良かったが
その後にうぬぼれてしまったと嘆く三匹。
過去の栄光を求めて鬼退治をしようと地獄へとやってきた桃太郎に鬼灯は頬をはたき
かつて英雄だったのに死後にこんな事をして恥ずかしくないのかと諭します。
御供の三匹も今の桃太郎に変わってほしいと切なく呟き
桃太郎はそんなおともに感激し心を改めます。
そして鬼灯の誘いで地獄に就職した御供の三匹は地獄で亡者相手に活躍し
桃太郎は人手不足だった桃源郷でしばかりの授業員として働き
人手不足はこうして解決していきました。
でも地獄に暇はなく鬼灯の仕事もまだまだ続きます。
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鬼灯の冷徹の感想
江口夏実先生の代表作でもある今作は彼女のOL時代の経験などを活かし地獄をテーマに
描かれる閻魔大王や鬼神などの日常を描いたコミカルな
ギャグテイストで御送りするファンタジー作品です。
死後の世界であるあの世も現世に関わらずに忙しいと
どこか現代の会社みたいな雰囲気で御送りする地獄日常。
かつてのおとぎ話の英雄や歴史上の人物などが登場し神獣や外国の神々などと
ドタバタなギャグを繰り広げ地獄の抱える問題など神話の世界なのに妙な現実感を交えながら
鬼灯を主人公に物語は進んでいきます。
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鬼灯の冷徹
エリートの閻魔大王の補佐官である鬼灯の活躍に手腕とドSすぎる我が道を
ぶれも無きに進み過ぎる主人公の鬼灯は地獄の運営に真面目に励み何か問題があれば真正面から対峙し
相手が上司の閻魔大王であろうとも遠慮なしに手を上げる。
そんなエリートな彼の活躍が楽しめ彼と関わる神話の英雄やおとぎ話の登場人物達との掛け合いなど
コミカルなファンタジー作品として楽しめる漫画作品です。
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