王子アルスラーンは心優しき少年。
しかし世は戦乱。
清き心のものだけではありません。
大人の汚い事情に巻き込まれ平穏な生活を突如として失ってしまうアルスラーン。
しかし彼の持つ王の素質が数々の危機を打開していくのでした。
戦と憎しみそして欲望の渦巻く戦乱を未来の王は
果たして駆け抜けることができるのでしょうか。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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アルスラーン戦記のあらすじ
戦乱の世パルス人が治める王都エクタバーナに住む王アンドラゴラスの
息子アルスラーンは少し頼りない少年でした。
敵国ルシタニアの宗教であるイアルダボート教の教徒は過激派。
平等を解きながら異教徒であるパルス人を殺戮しているのです。
アンドラゴラス凱旋した日アルスラーンは捕虜として連れてこられた
ルシタニアの少年に誘拐されます。
逃げる少年に連れられアルスラーンはエクタバーナの街を改めて目にするのでした。
捕虜の少年はアルスラーンと同じ11歳。
それを子供というアルスラーンに対して少年は11歳は
立派な戦士だと返します。
アルスラーン戦記
なぜそんな子供が戦場に駆り出されるのかイアルダボート教とはいったい何なのか。
戦う理由は何なのか。
アルスラーンは少年に尋ねます。
少年は平等のためだと答えました。
エクタバーナには奴隷があふれかえっています。
それはアルスラーンにとって当たり前のことで奴隷は国の豊かさを
象徴するものだとアルスラーンは思っていたのでしたが少年のその言葉と
捕虜としてとらえた他のルシタニア人を簡単に殺してしまうエクタバーナのやり方に
疑問を覚えます。
その後14歳にてアルスラーンは初陣を迎えるのでした。
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アルスラーン戦記のネタバレ
14歳で初陣を迎えることになったアルスラーンでしたが
アンドラゴラスの軍勢は敵の策にはまり壊滅します。
その策を仕掛けたのはアンドラゴラスの配下で
万騎長(マルズバーン)であるカーラーンでした。
この戦が始まる前にアルスラーンの友人であるダリューンは
アンドラゴラスに撤退を進言していましたがそれを退け突撃した結果
カーラーンの策にはまってしまったのでした。
アンドラゴラスが退却し始めたことでエクタバーナの
軍勢は統率を失い戦場は混乱します。
しかしその中で単騎アルスラーンを救いに行くダリューン。
危機一髪のところで難を逃れたアルスラーンでしたが
その一方で退却するアンドラゴラスに銀仮面の魔の手が伸びます。
混乱した戦場を通り王都へ退却することができなくなってしまったアルスラーンと
ダリューンはダリューンの友であるナルサスを頼ることにするのでした。
その後何度も危機に瀕しながらなんとか王都を目指すアルスラーン一行は
再びカーラーンと対峙します。
そしてダリューンがカーラーンを打ち取るのですが
そこで父アンドラゴラスが生きていることを知ります。
アルスラーン戦記
そしてそのアンドラゴラスをとらえているのが銀仮面の男。
この男は自分こそがエクタバーナの正当な王であると豪語します。
いったいこの男は何者なのか。
ついにエクタバーナはルシタニアに実効支配されてしまいまいますが
それを奪還するためにアルスラーンは奮闘するのでした。
果たしてアルスラーンはエクタバーナを奪還し
王として生きていくことができるのでしょうか。
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アルスラーン戦記の感想
最初は随分と頼りない印象のアルスラーンですが
人を思いやる気持ちや民を考える心は
とても素晴らしいものがあります。
いわゆる王の素質というものが最初から備わっています。
それがナルサスをはじめとしたアルスラーンに
協力していく人々の心をどんどんつかんでいきます。
アルスラーン戦記
アルスラーンよりも年上の人がほとんどですが
その王の素質の前に次々に仲間になっていきます。
そしてその一人一人がとてもユニークでアルスラーンが生き延びていくために
とても重要な役割を果たしていきます。
主人公であるアルスラーンが少し頼りない部分がありますので
見ていて手に汗握る展開も多く大きな話の流れもしっかりしているので
とても楽しめる作品になっていると思います。
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