私はやさしい王様になる!!
その決意は涙のもとに固められた。
争いを好まない優しい性格のガッシュに次々と魔物の子供たちが迫りくる。
千年に一度開かれる魔界の王を決める戦いは人間との協力が不可欠で
超人的な頭脳を持つ中学生高嶺清麿はガッシュとの出会いにより
何も感じなかった心に変化を感じ。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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金色のガッシュのあらすじ
満月のもとにおいをもとに大鷲にぶら下がって夜空を舞う子供。
次の日の朝高嶺清麿はいつも通りの朝を迎えたのでした。
彼は天才ゆえに中学校のクラスになじむことができずに
家に引きこもる日々を送っていました。
何をしても面白さを感じられず自分の生きている意味を見失っていた彼のもとに
窓から裸の少年がブリを背負って大鷲に連れられて突然現れたのです。
思わず目を疑う清麿をよそに少年は「ガッシュ・ベル」と名乗ったのでした。
金色のガッシュ!!
ガッシュは清麿の父清太郎から預かった手紙を清麿に渡します。
そこには清麿の14歳の誕生日を祝う文と共にガッシュをイギリスで助けたこと
命を救ってくれたお礼に清麿の根性をガッシュに叩き直してもらう約束をしたことが
書かれていました。
またガッシュは記憶喪失であるとも・・・
彼の持っている赤い本に書かれた文字が手掛かりになりそうである一方
全く読むことができないという事も書かれていました。
とにかく教育係など必要ないと清麿はガッシュを追い出そうとします。
「ふざけるな」そう言いながらガッシュに飛びかかった瞬間
ガッシュの口から電撃が放たれ清麿は黒焦げに。
とにもかくにも学校に行くことになった清麿でしたが
相変わらず学校ではつまはじきにされます。
しかしそんな中清麿に声をかける少女が・・・
そしてその少女が巻き込まれたトラブルを期に
ガッシュと清麿のタッグバトルが幕を上げるのでした。
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金色のガッシュのネタバレ
最初は学園ものかと思わせておいてかなり本格的なバトルものになっていきます。
それもそのはず。
ガッシュは魔界の住人で魔界では千年に一度
王様を決める生き残りバトルが人間界で行われるのです。
そのルールは人間をパートナーにし呪文を唱えることのできる本を
燃やされたら負けというわかりやすいもの。
本は本来魔物の力である呪文を人間の心の力を通して唱えるための道具です。
金色のガッシュ!!
ガッシュは魔界では落ちこぼれと馬鹿にされていましたが
実は魔界の王の息子。
分け合って素性を隠されていたのでした。
人間界に到着した時点で記憶を実の兄ゼオンに奪われたガッシュは
様々な魔物や人間との出会いを通して「やさしい王様」になることを決意します。
しかし王への道は険しく兄である雷帝ゼオンの他に智謀に優れるゾフィス
魔界から兵器を持ち込んだリオン最終章で表れガッシュたちに
ことごとく絶望を与えた最強の敵クリアそしてストーリー序盤から
時には対立し時には協力し最後の最後決着をつけることになる
ブラゴなどが立ちふさがるのでした。
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金色のガッシュの感想
このマンガは最初から最後までストーリーの一貫性があり
とても読みやすいです。
最初から最後まで魔界の王様を目指すという事はぶれません。
それぞれのキャラクターが自分の理想とする王様を目指して奮闘します。
やはり中には悪い王様を目指す魔物たちも現れます。
そう言った魔物たちは人間界でも悪事を働いています。
強盗をしたり町を破壊したり・・・
しかしその魔物たちと対峙した時のガッシュや清麿そして仲間たちの
熱い言葉の数々は心に響き涙腺を刺激します。
金色のガッシュ!!
また本を使って呪文を唱えるという戦闘システムがとても斬新で
キャラクターたちは戦いの難易度が上がる一方で戦闘がわかりやすくなります。
複雑な動きというよりも単純な術のぶつかりあう迫力のシーンが
多く描かれており見ていて爽快感があります。
そしてたまに挟まれるギャグそして顏芸が全体を通して
シリアスなストーリーにいいスパイスになり飽きることなく
最後まで読むことができます。
むしろ一気読みがしたくなるほど魅力的な作品であると思います。
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