月光条例のネタバレと感想!無料で試し読みをするならココから


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もしも「おとぎばなし」の登場人物が
モンスターになって襲ってきたら…?

 

そんな狂ってしまった「おとぎばなし」の
登場人物たちと戦う痛快バトルファンタジー!

 

一寸法師・あかずきん・シンデレラ・桃太郎など
おとぎばなしのキャラクターたちが総登場で
ストーリーを盛り上げます。

 

熱い展開に思わず号泣必至の本作。

 

「おとぎばなし」好きな方もそうでもない方も
両方とも楽しめること請け合いです。

 

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お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~

 

月光条例のあらすじ

 

何十年かに一度青い月の光の影響で「おとぎばなし」の世界がおかしくなるため
おとぎばなしの世界の長老たちは「月光条例」を作りました。

 

「青き月光でねじれた『おとぎばなし』は猛き月光で正されねばならない」

 

主人公・岩崎月光(いわさきげっこう)は
ケンカのめっぽう強いひねくれ者の高校生。

 

真面目で一本気な性格ですが口の悪さとケンカっ早さが災いして
周囲からは不良と恐れられ幼馴染の少女・エンゲキブしか理解者がいません。

 

そんな月光には4つの苦手なものがあります。

 

「お月サマ」「本当のコトを言うコト」小さいころからの弱みを握られている「エンゲキブ」
そして月光に輪をかけて喧嘩っ早い頑固一徹の月光の育ての親「オヤジさん」。

 

オヤジさんの切り盛りする「ラーメンいわさき」で
月光とエンゲキブとオヤジさんは喧嘩しながらも
賑やかで楽しい日常を送っていました。

 

おとぎばなしの世界。

 

「鉢かづき姫」のお話しの世界で異変が起こります。

 

月光条例
月光条例

 

めでたしめでたしの直前で鉢かづき姫の婚約者の顔が邪悪に歪み
鬼のような形相の三人の兄嫁たちが襲いかかってきました!

 

月打(ムーンストラック)―青い月光の影響で
登場人物がモンスターのような姿に変身してしまったのです。

 

鉢かづき姫は兄嫁たちから逃げている途中長老のひとり「はだかの王様」から
「人間の世界に行き月光条例の執行者を探す」使命を与えられます。

 

兄嫁たちに取り囲まれあわやというとき「一寸法師」の赤鬼が助太刀に現れ
鉢かづき姫の盾になり兄嫁たちを食い止めます。

 

赤鬼から託された「一寸法師」と共に鉢かづきは
読み手(人間)世界への扉をくぐりますが・・・

 

その夜月光の家でエンゲキブが読んでいた「鉢かづき姫」の本のページから
鉢かづき姫とその首を締め上げる兄嫁の一人が突然現れました!

 

鉢かづき姫が長老たちに託された三日月の形の光の紋章「極印」を
顔面に刻まれた月光は月打されたおとぎばなしの登場人物を
正気に戻す力を得て兄嫁を退治し「鉢かづき姫」の世界を
元に戻すことに成功します。

 

こうして月光は「月光条例」の執行者となり鉢かづきや
エンゲキブと一緒に月打されたおとぎばなしの登場人物たちと
戦うことになります。

 

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幼馴染はもうやめた。

 

月光条例のネタばれ

 

読み手の世界にまで進出し暴れまわる桃太郎・赤ずきん・シンデレラなどに
次々と「条例」を執行し正気に戻していく月光。

 

読み手世界は「月光条例」が執行されると月打の影響で
壊されたものや死んだ人は元通りになる設定です。

 

正気に戻った赤ずきんやシンデレラは月光の仲間になり
その後のエピソードでも助っ人として登場して大活躍します。

 

物語が進むと普通の人間とは考えられないほど
強い月光の正体が判明します。

 

月打された「アラビアンナイト」の登場人物たちが
アラビアンナイト以外の物語を消滅させるため
長老たちを捕えて人質にしてなんでも
願い事を叶えることができるアイテムである
一寸法師の「打ち出の小づち」を要求します。

 

戦いの中で月光は自分が「青い鳥のチルチル」の生まれ変わりだと知り
前世で覚えた魔法の力を思い出してアラビアンナイトの強敵たちを撃破します。

 

アラビアンナイトの事件の首謀者は
なんとチルチルの妹である「青い鳥のミチル」でした。

 

ミチルの犯行の動機は自分(チルチル)のためであることがわかり
月光はミチルを庇うため事件の栗幕は自分だと嘘をつきます。

 

そして目に見えない重い鎖で月光は力を封じられてしまします。

 

月光が謹慎中の中最後の戦い「かぐや姫」編に突入します。

 

月光条例
月光条例

 

月の世界の王・オオイミ王はエネルギーの枯渇した月世界のために
太陽エネルギーを蓄積させるために送り込んだ
月の世界の住人を回収しようとします。

 

その住人とはなんとヒロインのエンゲキブ!!

 

不死の月人であるエンゲキブは何千年もエネルギーを蓄積する使命のために
月に帰ることが許されませんでした。

 

身分を偽り人間世界で生活するうちに望郷の念と昔出会い慕った月光の前任の執行者
「せんせい(宮沢賢治)」や月光を愛する気持ちの板挟みとなるエンゲキブ(=カグヤ)。

 

表向きはエンゲキブを妃として迎えに来ると言っていたオオイミ王の言葉を信じ
彼女の幸せのためならと送り出そうとする月光ですが実はオオイミには
すでに月に正妻がいてエンゲキブを死ぬまでエネルギーを吸い取り続けられる
生きた乾電池として利用しようとしていることを知ります。

 

そして月の世界では「虚構は大罪」。

 

つまり「ものがたり」は存在が許されないため
おとぎばなしをはじめとする全ての創作世界
(漫画・アニメ・ゲーム)を消滅させるため
攻撃を開始します。

 

エンゲキブを取り戻すため全ての「物語」を守るため
力を封じられ裏切者のレッテルを貼られたまま
月光の最後の戦いが始まります。

 

多くの仲間を失いながらもオオイミ王と月の軍勢を倒して
最後の戦いに勝利した月光たちには日常が戻り大団円を迎えます。

 

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月光条例の感想

 

前半は勧善懲悪ものわかりやすい活劇として楽しめます。

 

鉢かづき姫が武器に変身するなど
不思議でカッコいい設定に魅せられます。

 

一つ一つのエピソードも丁寧に描かれていて
敵である「月打されたおとぎばなしの登場人物」たちにも
感情移入してしまいます。

 

狂ってはいても暴れる理由には正当性があり
それを理解した上で条例を執行する月光の
大岡裁き的な解決方法が実に爽快です。

 

後半は月光やエンゲキブの正体が明らかになる作品の
メインストーリーになりますがこちらはいろいろと考えさせられました。

 

マッチ売りの少女など悲しい物語の結末をハッピーエンドに変えたら
それは作者の書きたかったものではなくなってしまう。

 

月光条例
月光条例

 

確かにそうなんですけど月光=チルチルの悲しい物語のエンディングを
変えようとする行動に共感してしまいます。

 

エンゲキブの不死身の月人として地球に居続ける孤独が強く伝わり
ラストは彼女が幸せになれて本当によかったと思えます。

 

魅力あふれる本作の登場人物ですが中でも主人公である月光の
不器用だけどまっすぐな性格や皮肉に込められた優しい言葉に胸が熱くなります。

 

仲間たちとの友情も見どころで最後の戦いでは自分たちの身を犠牲にして
月光の道を切り拓いてくれる姿に感動します。

 

本当に泣けます!!

 

童心を忘れた大人もきっと子どもの頃におとぎばなしを読んだときや
聞かせてもらったときのドキドキ感を思い出せる作品だと思います。

 

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